Windows 10のEOL(End Of Life)より先にファーウェイ製のPCのEOLがやってきた
中国ファーウェイ製のスマートフォンが、アンドロイドをサポートしなくなって数年経ちました。
ファーウェイ製のWindowsパソコンは、それからしばらくはマイクロソフトのアップデートが続いていましたが、2025年の3月に契約が切れ、Windowsのサポートがなくなりました。
巷では2025年10月にWindows 10パソコンがサポート切れになる、と騒いでいますが、その前にファーウェイ製Windows PCがサポート切れになってしまいました。
ファーウェイ製のWindows PCは、かなり強気な価格で売っていたので、あまりユーザーは多くないかなと思いますが、私はファーウェイ製のWindows PCを持っています。
ファーウェイ製のPCのスペック
機種: MateBook X Pro
CPU: インテルCorei7-10510U
メモリー: 16GB
ストレージ: 1TB
GPU: NVIDIA GeForce MX250
USB-A
USB Type-C×2
3000×2000ドット液晶ディスプレイ
と、そこそこのスペックで、買った時は24万円ぐらいだったかな。
Linuxで延命しよう
もちろん、マイクロソフトのサポートが切れたWindows PCを使い続けるのは、大いにセキュリティ上のリスクがあります。
だからと言って、Windowsのサポートが受けられなくなったので捨てます、とならないのが貧乏性の私。
テキスト処理中心なら、まだまだ十分使えるスペック、しかもアップルのMacBook Airを真似たスタイリッシュな外装(丸パクリですが)に打ちやすいキーボードを備えており、捨ててしまうにはあまりにも惜しい。
よくできたPCです。
とは言ってもWindows 11は使い続けられない。
となれば、このPCの延命策はLinuxデスクトップ以外にない。
Ubuntu Desktop 24.04.2LTSがインストールできた!
今回は、MateBook X Proに、Linuxディストリビューションの一つであるUbuntu Desktop 24.04.2 LTS版をインストールして、サブマシンとして活用することにしました。
結論から先に言うと、てこずるかと思われたインストールもトラブルなく進み、サブマシンの環境を構築することができました。
Webブラウザ(Microsoft EdgeとGoogle Chrome)、テキストエディタ(Visual Studio Codeとgedit)日本語入力ソフトも問題なく利用できます。
Wi-FiもBluetoothもタッチパッドも高解像度ディスプレイも適切に動作しました。
GPUのドライバーもインストールされました。
ファーウェイ製のPCのLinuxと相性が良いのかな?
よく言われることですが、MicrosoftのPCであるSurface PCはLinuxと相性が良くないです。
ドライバーソフトの互換性が低く、インストールに失敗しがちです。
逆を言えば、将来LinuxでPCを延命させようと思ったら、Surfaceは避けておくのが無難です。
ファーウェイ製のPCも相性が悪いのかなと勝手に思っていたのですが、わりとあっさりインストールできて拍子抜けでした。
デバイスドライバーの守備範囲が広い(であろう)Ubuntu Desktopだからこその結果かもしれませんが、Linuxを苦にしないハードウェアだと言えます。
(サンプル数n=1ですみません)
活用法などはまたエントリーを改めてやりたいと思います。
それではまた。